最新Androidスマホの選択事情
お持ちのスマホはiPhone?Android?
筆者はZenFone5ZというAndroidのスマホを使っている。過去にはiPhone4Sを使っていたが、物足りなさを感じて今はAndroid派という感じだ。
さて、現状このスマホで普段使いに全く困っていないのだが真新しさは既になく、そろそろ新しいスマホに機種変更して心機一転したい気分だ。
今年に入って各メーカーから魅力的なAndroidスマホも出ており、個人的には中々目移りするラインナップである。
そんなことで「もし筆者が機種変更するならコレがいい」という基準の元、最近発表or発売された個人的に欲しいAndroidスマホを見て行きたい。
Xperia 5 III
SONYから出ているXperiaシリーズの最新モデルの1つだ。
早速だが、この機種は未だ日本発売未定で正直日本で発売されるか怪しい。日本では他のモデルである「Xperia 1 Ⅲ」と「Xperia 10 Ⅲ」が発売予定で、1 Ⅲは最上位ハイエンドモデル、10 Ⅲがミッドレンジの普及機モデルとなる。
1 Ⅲと5 Ⅲの違いはコチラのサイト様でキレイにまとめているので是非こちらを参照してほしい所だが、結論から言えば1 Ⅲ程の性能は現状不要で5 Ⅲが全体のバランスがよく纏まっている機種になる。また、画面サイズが5 Ⅲの方がコンパクトなため指が短い筆者的にこちらの方が良い。
あとは1 Ⅲを選ばない最大の理由が価格の高さだ。と言っても実際に価格は発表されていないため、実際の価格は分からないが1 Ⅲのこの性能なら12万円前後という予想が大多数だ。
その根拠がライバル機種であるSamsungのGalaxyS21が大体それくらいの価格になるからだ。
その点5 Ⅲが販売されればさすがに12万円は下回ってくるだろう。そんな希望的観測ではあるが、価格帯性能を考えればもし10万円を切る価格だったら5 ⅢがXperiaの中では最良の選択になり得るだろう。ただ、一世代前の5 Ⅱがやっと2021/5/28に発売されたが市場想定価格は11万5000円との事で、もしこの流れを汲んでいたら割と残念な価格設定で最良とは言い難くなる。
そんなXperia5 Ⅲを選ぶとしたら、SONY特有のカメラ性能の高さを期待して選ぶか、Xperiaの特徴である縦長な見た目だろうか。
まぁ結局のところ日本発売がされるか怪しい所なので、今後の動向に注目したい。
Zenfone8
ASUSから出しているZenfoneシリーズの最新モデルだ。公式サイト→『Zenfone 8』
先のXperia 5 Ⅲに引き続き、日本未発表のスマホだ。ただし、Zenfoneシリーズは今まで全て日本で発売されているので海外より遅れて日本で発売されるだろう。
Zenfoneシリーズは6から背面カメラが前面にフリップする独特な機能を有していたが、8からは通常のスマホと同じタイプとフリップする2タイプを用意してある。
筆者が現在使っているZenFoneシリーズの6から搭載したフリップ機構を嫌って5Zから動けずにいたが、8でやっとフリップ機構を排除した通常通りのZenfone8が出たため、今のところ筆者のコレが機種変更先最有力候補である。
また、Zenfoneシリーズ初となる防水対応でシリーズ集大成感がある。
ただ、サイドの電源ボタンが奇抜な色になってるのがちょっと気に食わない。ここだけどうにかならないのだろうか・・・。
未だ日本では未発表機種であるため、日本での価格は分からないが海外では599ユーロ(約8万円)で発売されるとの事だ。
moto g100
Motorolaから発売されている、現状トップクラスにコスパの良い機種だ。
Motorolaはスマホ界隈では決して無名メーカーという訳ではないが、一般にはあまり知られていない様な気がする。
あまり性能は高くないミドルクラスの性能のスマホばかり出していたから選ばれなかった、という理屈なのか単純に宣伝が下手だったのかあずかり知らぬ所ではあるが、そんなMotorolaが世に出したハイエンドスマホがmoto g100になる。
この機種の最大の特徴がその価格だ。先に紹介した2台は、SoCというPCでいう所のCPUがsnapdragon 888というものが入っている。今のところ最強のSoCだ。
このmoto g100は一世代前のsnapdragon870が入っていてカタログスペック的には見劣りするが、正直これで何も問題はない。ある程度重いゲームも問題なく動くだろう。
そんなスペックのスマホが58,800円(税込)という価格で買える事が、高コスパと言える所である。
この価格だけあって先の2台が有している防水機能は無いが、カメラ機能に力を入れておりマクロカメラ用にリングライトを持っているなど、機能面でも他機種としっかり差別化出来ている。
他にもReady forというスマホをディスプレイに繋げることでパソコンライクな使い方ができるようになる機能があったりして、非常にマニア心をくすぐる一品である。
その他の気になるスマホ達
先に挙げた3機種は筆者の機種変更候補として非常に気になっている機種であったが、これから紹介するスマホ達は日本展開が無いスマホ(技適が通っていない)だったり、価格や性能が惜しい・・・という感じだったりする。
筆者的にあまり選択肢に入っていないので、簡単に添えただけの紹介なのはご容赦頂きたい。
OPPO Reno5 A
非常にコスパが優れたOPPOのReno3 Aの後継機種。
5 Aは3 Aと比べて有機ELディスプレイ→液晶ディスプレイ、画面内指紋認証→背面認証、という感じで性能的に劣化してしまっている。
その点を許せるのであれば、防水(IP68)におサイフケータイ対応で価格は¥43,800(税込)なので割とオススメ。
筆者的には、せめて画面内指紋認証であれば候補の一つだった。
Xiaomi Redmi Note 10 Pro
上のReno5 Aに比べて防滴レベル(IP53)の防水性能しか持たないが、有機ELディスプレイで側面の指紋認証を持つ。
スペック上のカメラ画質はこちらの方が上で、それでいて価格は¥34,800という価格破壊を起こしている。
惜しむべきは搭載SoCで、Reno5 Aはsnapdragon 765Gを搭載しているがこちらはSnapdragon 732Gを搭載している。ただ正直、どちらにせよ日常使う分には問題ないだろう。
筆者のこだわりポイントとして、今使っているスマホ(ZenFone5Z)よりSoC部分の性能は下げたくないので、これを買うぐらいなら現状維持に。
SHARP AQUOS R6
あらゆるスマホと比べた時に「まさかあのSHARPが(スペック上は)こんな最強なスマホを出すなんて・・・」となるスマホ。
単純なスペックだけを見たら最新のSoCに、複眼カメラが主流のスマホでまさかの一眼カメラを出すその自信を考えるとコレを選んでおけば何をするにしても間違いないと思う、そんなスマホだろう。
当たり前のように画面内指紋認証で、高級コンデジ並みのセンサーを搭載し、防水機能を持ち、おサイフケータイという欲しいものを詰めるだけ詰め込んだスマホという感じだ。
個人的に惜しむべきは、画面サイドの湾曲でこれは好きじゃない。
また、価格は現状未定の様だが、これだけ機能を詰め込んだら価格は10万を余裕で超えてくるだろう。湾曲ディスプレイと恐らく高価格となるであろう本体価格がネックとなるスマホである。
OnePlus OnePlus 9 5G
Reno5 Aを発売したOPPOの傘下である、OnePlusという中華メーカーから出ている社名を冠したスマホである。
このメーカーの最大の特徴は、最新のSoCが発表されたかなり早い段階から最新SoCを使いつつもスマホ価格を押さえつつ、発売当初は他のメーカーと比べてコスパに優れるところだ。
OnePlus 9 5Gはsnapdragon 888を搭載しているにも関わらず$729(日本円で約8万円)で、今となってはあまり高コスパ感は無いが性能を考えると比較的価格を抑えている印象だ。
さて、このスマホの残念ポイントだが日本では発売していない。つまるところ技適が通っていないので日本で使用するのは原則NGである。
それにZenfone8が発表されたので、そっちで良いよね感が出てきた。
おわり
そんなわけで筆者が機種変更候補として考えていたAndroidスマホを見ていったわけだが、Zenfone8が日本で発表になるまではまだしばらくZenFone5Zを使っていくことになりそうだ。
今回は個人的に機種変更したい機種だけを見て行ったが、機会があればまた別のスマホを見て行ければと思う。