いつの日かのお昼ごはん【早稲沢屋しお○ 】
そろそろ夏も終わり秋になりつつある日に投稿するのは、前シーズンのまだ雪が見られた時期に食べたラーメンについてだ。
名前にもある通り、ここ早稲澤屋しお○は塩ラーメンをメインにしているラーメン屋だ。
実はこのお店が存在する北塩原村という地域は、村を挙げて塩ラーメンに力を入れている。
なぜ、塩ラーメンか。それは山塩という地域特有の塩が取れるためだ。
北塩原村はそもそも会津山塩という名で、塩を特産品としている。その塩を使って作ったラーメンが今回の塩ラーメンとなるわけだ。
会津は喜多方ラーメンを筆頭とした全国屈指のラーメン地域でもある。必然的に塩ラーメンに力を入れていくのはある意味必然ではなかろうか。
さて、次の項目では今回行ったラーメン屋について詳しく紹介していくが、会津山塩が気になった人はこちら(リンク)の公式ホームページをチェックだ。
しお○ってどこ?
北塩原村にある桧原湖の最北端あたりに店舗を構えている。
会津若松裏磐梯線と米沢猪苗代線、 西吾妻スカイバレーが交わるY字路の湖側にあるので、どのルートで向かってもすぐ分かるはずだ。
会津山塩ラーメン(大盛り)
しお○のメニューは、名前の通り塩ラーメンをベースとしたものしかない。
まぁ山塩が有名な北塩原村で、塩ラーメンを推しているという事を知りながら醤油や味噌のラーメンを食べようと思って来る人は居ないだろうからこれで良いかと思うが、これを意識せずに入ってしまった方は残念だが諦めた方が良いだろう。
これらのメニューの中で筆者がいただいたのはスタンダードな会津山塩ラーメンの大盛りになる。
メニューの写真でもそうだが、スープの透明度が非常に高く澄んだスープをしている。
また、麺は会津特有の喜多方ラーメンにみられる中太縮れの麺だ。
塩ラーメンと一言に言っても様々な味の方向性の塩ラーメンが世に存在するが、これはある意味見た目通り・想像通りの塩ラーメンと言っていいだろう。
澄んだスープはしつこくなく、非常にあっさりとしたスープだ。
ただ、良い意味で予想を裏切られたのは、ただあっさりしているだけでなく深いコクがあって麺に味がしっかりと絡んでいて、味が薄そうという見た目とは裏腹にしっかりと味の濃いラーメンであった。
普段は醤油や味噌ラーメンを好んで食べる筆者的に、塩ラーメンのポテンシャルの高さを感じさせる一杯であった。
おわり
実は北塩原村には、今回行ったお店より有名な塩ラーメンのお店「奥裏磐梯らぁめんや (旧店名:Sio-YA)」がある。
非常に有名な店舗で、喜多方ラーメンで有名な『喜一』で修業をされた店主のお店である。
まぁ、そんな事情もあってか普段から非常に混みあっているラーメン屋だ。
今回塩ラーメンを頂いたしお○とは距離もさほど離れていないので、奥裏磐梯らぁめんやが混んでいたら今回のしお○に行くという選択肢もあるだろう。
なんとも微妙なおわりではあるが、頂いた塩ラーメンは非常に美味しかったので機会がある方は是非食してほしい。