いつの日かのお昼ごはん【あおやま】

今回やってきたのは会津若松市にあるラーメン屋【あおやま】である。

日本3大ラーメンに数えられる「喜多方ラーメン」がある会津では、中太縮れの麺の醤油ラーメンが最もメジャーでどこのラーメン屋に行っても必ず食べられる。

そんな会津の地で変わり種が食べられるラーメン屋が、今回行った【あおやま】である。

この あおやま の特徴は何といっても博多ラーメンよろしく極細の豚骨ラーメンが食べられる事だろう。

麺の硬さも「ハリガネ」「バリカタ」「カタメ」「ヤワメ」と博多ラーメンと同様に選ぶことができ、また替玉も1玉100円で注文が可能だ。

会津という地に店を構えるだけあってか、豚骨ラーメンの他にもしっかりと鶏ガラ節系のしょうゆとみそラーメンをラインナップし、またご飯物も定食や丼ものがしっかりとある。

あおやまってどこ?

福島県会津若松市内の行仁小学校近くにあり、店舗は一方通行の道路を左に曲がったところにある。

周辺にも多くのラーメン屋が店を構えており、こんなご時世なので中々出向く事は叶わないが夜には居酒屋で賑わう地域でもある。

とんこつ『黒赤』らーめん

筆者がこの あおやま に来て必ず注文するラーメンがこのラーメンだ。

黒とはラーメン手前に見えるもので焦がしニンニクが入った香味ダレだ。赤がラーメン中央にある風味豊かな辛目の味噌である。

またセルフサービスでとんこつラーメンに定番の「紅ショウガ」、ラーメンのトッピングとしては珍しい「辛もやし」と「高菜」の3種類のトッピングがある。写真には写っていないが、筆者は「辛もやし」と「高菜」をいつもトッピングしている。

肝心の麺だが会津ではなかなか頂く事が出来ない極細の麺である為、喜多方ラーメンによくある中太ちぢれ麺に慣れた人ほど違和感を覚えてしまうかもしれない。

味は普通に美味しい。黒と赤の程よいアクセントがとんこつラーメンの味を際立たせ、ラーメンを頂く箸はなかなか止まらない。少し量が減った辺りで、「辛もやし」と「高菜」をラーメンに入れることにより、スープはちょい辛になり味を濃く感じられるようになる。そんなところで、麺を食べきったら替え玉を注文・投入しマイルドになったスープまで飲み干して完食するのが筆者の食べ方になる。

豚骨ラーメンの為好みの分かれるところではあるが、細麺や豚骨特有の匂いに問題が無ければ多くの人に受け入れられるラーメンだと思う。

おわり

会津ではなかなか馴染みがない本格的なとんこつラーメンが頂けるお店を紹介した。

確かに喜多方ラーメンも美味しいのだが、あまりにも食べ過ぎて筆者は喜多方ラーメンが白米レベルと化している。

たまには白米以外も食べたくなるじゃん?な筆者的には、このあおやまというお店は変わり種のラーメンが食べられる非常に貴重なラーメン屋だ。

喜多方ラーメン以外のラーメンを食べてみたい人は、ぜひこの「あおやま」をオススメしたいところである。