画像で見るWindows11
6月末に発表されたWindows11(公式リンク)だが、Windows Insider ProgramのDevチャネルユーザーだと先行してWindows11を使用することが出来る。
これはDevチャネルはソフト開発者向けのチャネルで、要は開発者がソフトの動作確認を出来るようにしてあるという訳だ。
このDevチャネルは別にソフト開発者ではなくても登録する事ができ、筆者も便乗してWindows11をおもちゃ替わりのノートPCにお試しで入れてみた。
さて、今回はそのWindows11のスクリーンショットをそこそこに撮ってきたので、その画像を交えながらWindows11の様子を確認していこう。
デスクトップ画面
まだDev版だけあって出来る事は少ないが、概ねの見た目としてはWindows11としてこれがほぼ完成形だろう。
Windows11が発表されてからよく言われているのは、「Apple」ぽい的な感想だがいかがだろうか。
個人的にはApple要素は中央に寄ったスタート画面だけで、まぁWindowsはWindowsだろう程度であった。
設定画面・ウィンドウ
設定画面も一新され、ある程度項目の整理がされている。英語項目のままになっているのはDev版だからなので、日本語化は今後進んで行くだろう。
コントロールパネルも未だ健在で、個人ファイルのアイコン同様にコントロールパネルのアイコンも新しいものに挿し変わっている所を見ると、設定&コントロールパネルの両立は引き続き続くようだ。
ウィンドウの角が丸くなっている細かな変更点もあるが、目立つのは最大化ボタンにカーソルを載せると1秒くらいでウィンドウ配置のメニューが出てくる点だ。まぁあってもいいかなってレベルである。
その他
Windows11に伴って右クリックのメニューが簡素化されている。
切り取りや貼り付け、コピーも右クリックメニューではアイコンになっており、今までの右クリックメニューを出したい場合はメニュー最下部にある「show more options」を選択しないと見れないようになっている。
右クリックの変更は、正直改悪なのでは?と思うがいかがだろうか。
個人用設定ではWindows10に引き続きテーマの変更も出来る。
Windows11の個人的な所感
うーん…Windows10でいいのでは?
っていう。
Windows10に慣れているというのもあるが、設定の項目や右クリック、スタートメニューの全アプリへのアクセス等、Windows10では1アクションですぐにアクセスできたのが、Windows11では目的の操作まで手間が増えているだけで「Windows11のこれが便利!」というものはなかった。
あくまでもDev版であるからこその所感かもしれないが、現状のままでは確実にWindows11は不要だろう。
Microsoftが「古いPCを排除したい」「新しいシステムを構築したい」「売り上げを上げたい」といった大人の事情を感じてしまう。
Windows11の事前に分かっている機能として、まだ未実装であるがAndroidアプリの動作が可能であったり、ゲーム機能に力を入れているなどまだまだ分からない事は多々ある状況だ。
記事投稿時点でもWindows11に対して細かなアップデートがあるので、今後より良くなると信じてWindows11の動向を観察していきたい。