フレイバーテキスト選 プレーンシフト

 こんにちは。スマイルです。今回紹介するのはインベイジョン・ブロックの第二セット、プレーンシフトです。
 インベイジョンにてファイレクシアの第一陣を退けたドミナリア連合軍ですが、程なくしてファイレクシアによるプレーンシフト計画が始動。ファイレクシアの前線基地である人工次元ラースが、次元ごとドミナリアに転移して来ます。

次元の被覆

 一方、ウルザは知己のプレインズウォーカー八人を招集し、ファイレクシアに潜入。ドミナリア本土で戦闘が続く最中、敵本拠地の破壊活動を目論見ます。

激しさを増す戦争が描かれたセット、プレーンシフト。そのフレイバーテキストをご覧ください。

大胆な挑戦

勇気を鎧としてまとえ。名誉を剣としてふりかざせ。
――― ジェラード

勇気が鎧、名誉が剣ならば、デュエルディスクは盾。
さあ、デッキからカードの剣を抜け!

打破

「ザットが我々を裏切るのを知ってたかって?」とウルザは面白そうに聞いた。「それを当てにしてたんだよ」

 ファイレクシアへの潜入中、ウルザは同行していたプレインズウォーカーの一人、テヴェシュ・ザットを裏切り者として告発し、殺害。その魂を利用して霊魂爆弾を作成します。彼の正気を疑う仲間に対し、ウルザはこれも予定通りの行動だと説明します。裏切り者が必要だった、と。

えーと…つまり?

 ファイレクシアを壊滅させるほどの威力を持つ霊魂爆弾だが、その作成にはプレインズウォーカーの生贄が必要。しかし、罪なき者を犠牲にするのは人道に反する。ならば始めから裏切りそうな者を仲間に引き入れ、裏切ったところで罰として命を奪えばいい、と。

それっておかしくないかな。

反論

あなたに反論するのはすぐに止めますよ、ウルザ。あなたが正しいことを言うようになればね。
――― プレインズウォーカー、ボウ・リヴァー

ほんとこれ。

 説明の都合上、ウルザズ・デスティニー編で先取り紹介したこのカードですが、元々プレーンシフトの収録なので、再度紹介します。

もう、ほんとこれ、としか言いようがない。

モグの看守

へい、起きろ!
――― モグの秘密の合言葉

それ、ほんとに合言葉なの?

ドラルヌの十字軍

モグをゾンビにしてやれば、あいつらの知性が向上すると思わないか?
――― ドラルヌ卿

 全てのゴブリンを+1/+1した上、黒のゾンビに変えるエンチャント。サイズこそ上昇していますが、知性の方はむしろ下がっているようにも見えます。やはり、何とかは死んでも治らないか。

翻弄する魔道士

翻弄する魔道士はあまりにも大きな声で詠唱するので、誰もそこに呪文を差しはさむことができないんだ。

 指定した呪文を唱えられないようにするクリーチャー。モダン以下のフォーマットでも採用実績のあるカードなので、ご存知の方も多いでしょう。
 しかしまさか、魔道士自身が大声を出して、唱えるのを妨害していたとは…。カードを考案し、イラストのモデルとなったChris Pikula氏が、対戦後に大声でゲームの解説を始めることに由来すると言われていますが、はてさて。

 プレーンシフトのフレイバーテキスト紹介は以上になります。楽しんでもらえたのであれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。

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