マジックのフレイバーテキストについて

 こんにちは。スマイルと申します。今後、マジック・ザ・ギャザリング関連の記事を投稿していきますので、よろしくお願いします。

突然ですが、皆さんはカードテキストをきちんと読んでいますか?

僕は読んでいません。
墓地7枚で凪魔道士の威圧を唱えようとしたりします。

7枚以上?
8枚以上?

 テキストはきちんと読みましょう・・・という話はさておき、今回はゲームに影響しない方のテキスト、つまりフレイバーテキストについてのお話になります。

 文章欄の下に一回り小さなフォントで記されるフレイバーテキストは、マジックの背景世界やストーリー、登場人物についての情報をプレイヤーに伝えてくれます。
 ひねりのきいたものやユーモアを交えたものも多く、トーナメントで全く活躍していないにもかかわらず、フレイバーテキストのおかげで有名なカードもあるほどです。

特に有名なのが、このルアゴイフ。

しまった!逃げろ、ハンス!ルアゴイフだ!
――― サッフィー・エリクスドッターの最期の言葉

 ルアゴイフの恐ろしさを端的に言い表した内容が印象的で、マジックプレイヤーなら一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

 サッフィーもハンスも、長い間フレイバーテキストに登場するだけの人物だったのですが、あまりにも人気が高かったためか、後にカード化されています。

 これほどまでに奥が深く、魅力あふれるフレイバーテキスト。僕は新セットが発売されるたびに、一枚一枚、丁寧に読み込んで・・・

いません。

 リミテッドは結構プレイする方なので、コモン含めて全カード一度は目を通しているのですが、フレイバーテキストまでは中々・・・。

 ひょっとしてこれは、マジックをプレイする楽しみの何パーセントかを損しているのではないでしょうか。であれば、過去に発売された全てのカードに目を通し、そのフレイバーテキストを精査せねばなるまい(人はなぜ、時としてよく分からない完璧主義に目覚め、無謀な目標を立ててしまうのでしょうか)。

 このシリーズでは、最初に日本語版が発売された第4版までさかのぼり、セット毎に有名なフレイバーテキストや、個人的に気に入ったフレイバーテキストを紹介していこうと思います。

 マジックのカードは数万種類にも上ります。長い道のりになるでしょうが、よろしければお付き合いください。

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